■４０代のお悩み相談　
出会いはあるのに‘恋愛’に発展しない

 沢山の出会いを重ねてきた４０代。いろんな出会いがあるけれど、「やさしいね。」「いい人だよね。」「頼れる兄さん／姉さんみたい。」と言われることが多くなってきてはいませんか！？いつのまにか‘友達止まり’‘いい人止まり’で終わってしまう。そして、それに納得してしまう自分はいませんか？大人サークルでの出会いを‘恋愛’に発展させるポイントをご紹介します。
 

  ■４０代のお悩み相談　
出会いはあるのに‘恋愛’に発展しない

 人と会ったり、出かけたり、飲み会やイベント事は大好きで、友達も多くて社交的、と言う大人サークルに参加される４０代に多いのが「出会いはあるのに‘恋愛’に発展しない。」というお悩みです。
恋愛もしたいし、もちろん結婚もしたいと思っている。引っ込み思案で恋愛が苦手という訳ではないのに、４０代に入って‘恋愛’がしづらくなったと感じてしまうのは何故なのでしょうか？
 

対外的なコミュニケーションに慣れてしまった

４０代にもなると、仕事でもプライベートでも様々な場所で沢山の出会いを経験しているでしょう。色々なタイプの人とのコミュニケーションの方法や、様々な知識と社交の場を楽しむ方法が身についてきていると思います。そのコミュニケーション能力は多くの人望を集め、人としての魅力になっているのですが、多くの場合は対外的なコミュニケーションになっているのではないでしょうか。
その対外的なコミュニケーションに慣れてしまうと、こういう場合はこう切り返せば大丈夫と言うようにパターン化してしまい、自分の本音や気持ちは関係なくコミュニケーションをとることが出来るようになります。しかし、恋愛には‘本音’‘気持ち’‘心’が絶対的に必要です。恋愛に発展しないという方は、自分の‘本音’‘気持ち’‘心’を相手に伝えられていますか？恋愛に発展しないのは型にはまったコミュニケーションになってしまい、感情を上手く伝えることが出来なくなっているのではないでしょうか。
 

４０代の立場とプライド

世間一般に見ると４０代は‘いい大人’です。若い頃、自分が思い描いていた４０代はどんなものだったでしょうか？実際の今の自分を見てみると、案外子供だなと感じてしまう事もあるのではないでしょうか。きっと歳をとるということはそういう事で、いくつになっても変わらない自分があるものなのでしょう。しかし、一般的な‘いい大人’というイメージや、社会的地位など守りたい立場やプライドもあるものです。そこのバランスが難しく、恋愛に発展しないのは立場やプライドに縛られているせいかもしれません。
 

やっぱりストレートに伝えるのが一番

恋愛の感情と言うのは‘心’の一番ピュアな部分です。やっぱりそこをストレートに伝えるのが一番です。
様々な経験をしてきた４０代だから、若い頃の無鉄砲さは無いでしょう。しかし、そこは勇気を出さなければ先に進めません。今気になるお相手がいるのであれば、「良いお友達」で終わらせずに積極的にアプローチしましょう。
 

異性を意識させる

「いい人」には男も女もありません。‘人’として見ているのです。しかし、恋愛は男女関係です。男である、女である、という意識づけが大切です。最終的に一生を添い遂げることを思えば‘安定感’は必要ですが、恋愛においては時には‘不安定’さも必要です。
大きく揺れる不安定なつり橋で男女が出合うと、つり橋が揺れる恐怖のドキドキと、恋のドキドキを勘違いし、恋愛関係に発展しやすいというつり橋効果はご存知だと思います。このつり橋効果の実験では、恋に落ちるからドキドキするのではなく、ドキドキするから恋に落ちるということが証明されています。
恋愛にはドキドキが必要です。安心しきった友人関係には恋愛は生まれません。恋愛に発展させたいのであれば、時には急に連絡を絶ってみるなど相手に不安を与えると、相手にもあなたの大切さが伝わり、異性として意識するようになるかもしれません。
また、普段はしない行動をとる事です。急にじっと見つめてみるだとか、普段は見せない弱い分を見せてみるとか。相手にそれまでとは違った感情を抱かせるのです。
 
「友達止まり」のように「兄さん／姉さんとして頼られてしまう」というケースもあります。年下に面倒見の良いタイプの方は、同じ価値観の人が集まる大人のサークルで出会いを見つけてみてはいかがでしょうか？同じ４０代の集まる大人サークルでなら、もう少し弱音や本音を語れるかもしれません。
「いい人」という立場を崩すことを恐れないで、一歩踏み込んで挑戦してみましょう。ダメな場合はもちろんあります。でも、踏み込んでみなきゃわからない世界もあります。